所属している演劇鑑賞会は首都圏ブロック13団体の中の一つ。
そして首都圏ブロックは、全国の12のブロックのひとつ。
今回開催された活動交流集会は地方、総会は東京でと隔年でおこなっていたが、来年からは毎年総会が開かれて、活動交流集会は無くなるとのこと。
いろいろな地方の鑑賞会の地域をみたり、泊りがけで他の地域、または同じブロックの人たちと交流する機会がなくなるのはさびしい気もします。
約320名の人が函館のひとつのホテルに集まる!地域経済の活性化に一役買っていますね。ホテルのチェックインも並ぶし、飛行機も満席。飛行機取れずに北斗星で来た人も。前泊したり延泊したり。

会議は、全体会から始り、全国代表幹事の話し、そして先進的な2地域の話し。その後分散会。6つの分散会が開かれました。そこには私たち観る側だけではなく劇団も加わります。今回は劇団の皆さんからエールをたくさん送られたような気がします。翌日朝9時~分散会続き。その後まとめの全体会で12:30解散。
印象的だったのは、震災で演劇を観ることができなくなっている東北の話し。
約半年も演劇を観ることができない。会費はどうする?事務局の維持は?会場は復旧されるのか?などなど、大変な状況。また、こんなときに芝居なんか見ている場合か、という批判もあり。。。
劇団もなんとかしたいとおもっていても東北には受け入れる組織など手だてがないとのこと。
劇団と鑑賞会が一緒になって小さなところでもできる朗読や劇を開催。
そこに来た会員から「自分は避難所からきた。ここにくればみんなにあえるから」とのことばがあったとのこと。私たちが目指していることはまさにここにある。全国からのカンパ金も集まり、こんなときだからこそ、芝居をみて、仲間と顔を合わすことが大切なことに思える。
私が所属している会は、いろいろと大変なことがあり、その思いを少し話したところ、同じ会場にいた顔見知りの劇団の制作のH氏が、終了後、「Sさん、大変だったね・・大丈夫、大丈夫、手伝うよ」って肩ハグしてくれて、何回も言ってくれたっけ。うれしかったです。
首都圏の他の団体のみんなも、私の愚痴を聞いてくれて。話していて、自分の決断力のなさが、いまひとつ進めない原因かもしれないと思った。自分は愚痴ばっかりいっているって。。。
それって逃げているだけ。何も行動しないであきらめているようなもの。。。
たくさんある悩みごとを封印して、1つだけを目標として進まなきゃいけないのかも。。
悩み事を封印するの得意だし。。

函館。倉敷でも似たような写真とりましたっけ。同じ時期ですからね。。