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つれづれかんげき日記
きずな、観劇「荷(チム)」
土曜日は地域の市民団体のイベント「NPO・ボランティア活動促進フォーラム」。
もう7年くらい続けているイベントで今年は震災をテーマに「絆」を考えました。
日頃から顔の見える関係性をもった団体が非常時にどのように動けるのか、また動けばいいのかなど、いろいろとヒントをもらいました。このあと、参加団体(28団体)の反省会でさらに話を深めます。
このイベントの中で、各団体が、地震が起きたら何ができるか、などを発表しました。
ある団体が「うちはお年寄りばかりだから、何もできない。地震が起きたらまず会員の杖をさがしてわたしてあげなきゃならないし・・」と話していて、これこそ「できる」こと!
それぞれが自分の周りでまずできることをする、そういうことが広がっていけばいいなって思います。
また眼の見えない人たちのサポートをしている団体からは「震災があると道路も通常の経路が遮断される。そうすると目が見えない人たちは方向感覚を失う。結局どこに非難していいかわからず家にじっとしていることになる。避難場所もばらばらだとサポートをしにくるボランティアもどこへ行ったらいいのか分からなくなる。障碍のある人達用の避難場所が必要」という意見もあり、これから区の防災マニュアルにどのように反映したらいいのか考えなければと・・

さて、この日は朝から17時までフォーラムでしたが、終了後、私は、西武線の武蔵関にある東京演劇アンサンブルのブレヒトの芝居小屋へ日韓演劇フェスティバル「荷(チム)」を観に行きました。
19時から20時30分と1時間半の芝居。友人から携帯メールがとどきやり取りをしてたら「電車なので電話でれない、ってあったからもしかしたらとおもったけれど芝居!タフ?!」っていわれましたが、確かに我ながらタフかも。
「荷」は重い話です。終戦後、大湊港から浮島丸にのって韓国へ戻る人たちが、実は証拠隠滅のため魚雷のたくさんある舞鶴で沈没されられた。そのことを見て見ぬふりをしてしまった日本人の悲しみと、従軍慰安婦として連れ去られた韓国の家族の苦しみなど、深い問題を、見やすく重くなりすぎずない演出であり、本のように思えた。終演後アフタートークがあり。作者の鄭福根さん(1944年生まれの女性。50代に見えました。若い)は、この事件を調べるには特に日本人側の努力がなければできなかったとまでいっていて、戦争の傷跡はどちらにも残るものであること、誰かを責めるのではなく、戦争そのものの残酷さを描いていてとてもいい作品でした。そして一度起こしたことは何代にもわたってその責任が荷として残される。演出の坂手洋二さん、わかりやすい演出でした。
アフタートークでの会場とのやり取りでは、人によって印象深いところが違うなあと面白い感覚。
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舞台も真ん中でそれを囲むように座席、スタジアムみたいな感じ。ふと気が付いたら私の周りに9人もの燐光群関係の役者さんたち。(文学座の方で客演した方もいたので)そして向かい側にも3人。
坂手さんがトークするからかしら?
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by joi-satoimo | 2012-02-26 22:21 | 市民活動
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