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つれづれかんげき日記
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藪原検校
こまつ座 @世田谷パブリックシアター
作・井上ひさし、演出・栗山民也、ギター奏者・千葉伸彦
出演:野村萬斎、浅野和之、小日向文世、大鷹明良、津田真澄ほか
江戸時代。盲人の生きる道は、寺社直轄の組織として、各地をまわったり、あるいは江戸などの都市で琵琶法師のような語りをしたり、、その中のトップが検校。
眼が見えない人たちがあるときはもてはやされ、社会が厳しくなるとうとまれて、村へ来た時に追い返すわけにもいかないから、湖へ導き・・と 残酷な内容や偏見や差別用語がまじったセリフが舞台上を埋め尽くすときがあり、これは舞台だからできることなのかもと、またまた本筋と違ったところへ関心が向かう。
萬斎さんが演じる盲人、自己の欲求にのみ忠実に生き、悪いことは平気。人殺しさえする主人公は、萬斎さんならではのひょうひょうとした感じ。
悪いことが日常の主人公にぴったりな雰囲気。狂言動きっていう感じでしたが、それがあっている役どころでしたね。
小日向さん演じる検校は、正反対な性質の人物ではあるけれど、そのやさしさが、冷淡さを浮き出させる演技が印象に残りました。ラストの藪原検校を死刑にするとき。人々への見せしめとして利用するあたりが、正直想像すると気持ち悪い。そこまでする?という感じで、ブログには載せられません。
人間って残酷・・・・
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観た人だけがわかるこのイラストの意味。。
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by joi-satoimo | 2012-06-26 00:28 | 観劇
97歳現役報道写真家笹本さんの講演会
本日は北区男女共同参画週間のイベントとして「笹本恒子さんの講演会」を開催しました。
インタビュアーという大役を何とかこなしてほっとしています。
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(指にはピンキーリングはめています)
笹本さんが日本で初めての女性報道写真家としてスタートしたのが1940年。第二次世界大戦開戦1年前!そもそもお生まれになったのが大正14年。関東大震災、昨年の東日本大震災と大きな地震を2回も経験されている。2.26事件もリアルタイムで。。
その後、生きていくために写真家を辞めていろいろな仕事を極め、71歳に報道写真家として再稼働!
戦前からの貴重な写真をまじえて、写真の裏にあるエピソードも伺いました。
再稼働されるにあたり年齢は不詳でとおしたとのこと。
それは、日本では特に男性は、年齢で人を判断する。
70歳を超えたものに写真が撮れるのかと判断されて仕事がもらえないことも困るが、
自分自身が年齢を言い訳に甘えたくない!とのこと。
今までの私の考えと全く違ったので、修正しなければと自己反省・・・
そんな笹本さんが自身の年齢を公開するきっかけは、
森光子さんが○○歳ででんぐり返し!という世間の方々の反応をみて
もう年齢をいってもいい社会なんだと思われたことと、
ご自身の96歳という年齢から今公開しておかなければと思ったとのこと。

笹本さんが、明治の女性たちの写真集を出された際に、「明治の男性が気骨がある、というが、女性たちにも気骨のある人たちがいる。自分がこのことを出していかないと埋もれてしまう」と。このことを世に出すことがご自身の使命と思われたそうです。
だから笹本さんの写真は、ただのポートレートではなく、そこにその人の生活や人生を垣間見ることができるような写真なのかもしれません。
笹本さんから「なんでもいいから勉強すること。自分には才能がないということは最初から決めないこと。」とメッセージをいただきました。やりつづけることは何も無駄はないんだとも感じさせてもらいました。あらたな写真集も近々販売し、出版記念写真展も開催するとのこと。ますます精力的な活動をされていて、本当に勇気をもらいました。
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↑写真集のチラシ。
写真展は
「恒子の昭和」出版記念写真展 6月26日(火)~7月8日(日)・入場無料 11:00~18:30
会場:ギャラリーコスモス 目黒区下目黒3-1-22 谷本ビル3F 企画/小学館

※男女共同参画センターの地域スタッフとしてボランティア参加をしていて、今回の企画を考え実施でき、そして笹本さんのお宅にもおじゃまさせていただき役得でした!センタースタッフの方の緻密なデータ揃えなど事前の準備をしてもらったことも大変助かりました。協働でやれたことにも大きな意味ありますね!
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by joi-satoimo | 2012-06-23 18:18 | 市民活動
7月の高松
7月に娘が三越高松で個展をやるので私も観にいくつもり。いつもなら娘二人といくところだけれど、
お姉ちゃんはbabyがいるし、個展をやる本人は、忙しい、仕事だし ってことで
私は1人で高松までいくことに。ホテルも1人でとって1人で泊まることに。。
さびしいね~・・
ま、そのあとは合流して直島へ行こうということになっている。
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庭に咲いていたアマリリス。 だったと思う。
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by joi-satoimo | 2012-06-23 00:07 | 旅行
この空の花*長岡花火物語
大林宣彦監督作品、松雪泰子、高嶋政宏、富司純子、柄本明 ほか。
もう2週間ほども前ですが、財団のM氏から
「ぜひいいから、特に芝居好きにはたまらない」っていわれて観に行きました!
正直、超多忙なうえに、映画は1人では観に行きたくないタイプなのでどうしようと思ったけれど。
劇場に問い合わせたら週末前に終わるとのこと。まだ公開されてから1か月もたっていないのに!
家で娘にぐちっていたら「その映画前から見たかった!すごくいい映画だと思うから私も行く!」との言葉がかえってきて、久々に二人で映画を観に行くことに。
(:_;) もう~!感動しちゃって!観に行って良かった!もっとたくさんの人に観に行ってもらいたかった!
物語はセミドキュメンタリー。長岡の花火の意味と戦争で長岡の柿川で起きた悲劇を伝えるために高校生が柿川を屋外舞台として演劇を演じることがつながり、その演劇の責任者の先生、元恋人で新聞記者の女性の長崎の原爆による心の傷などつながりながら、物語はまるでCM?かイメージをみているような画像の中で進んでいく。ふわっとした感じでもあり、こころに刺さったとげがだれにでもあるよねって思い起こされたようで、癒されるようで・・・いまここにいる私たちともつながっていて・・と不思議な気持ち。
長岡の花火は観光の為ではなく、慰霊の為。戦争、震災で亡くなった人たちの為の、だから長岡の花火はゆっくりと開いていく。
空襲で赤子をなくしたお母さんの言葉「飛行機から爆弾を落とした人はきっとお前がみえなかったんだよね。」もう、涙止まりませんって。。あんなにかわいい赤ちゃんの上に爆弾落とせますか!
戦争は国と国の争いごと、個人個人に罪はないっていうこともしっかりセリフになっている。
本当にいい映画でした。薦めてくれて感謝!
芝居好きには・・ていうところは、たぶん 高校生たちが 実際に川を利用して舞台をつくり、演技をするシーンとかの部分でしょうね。
いいなって思いました。また芝居の題名「まだ戦争には間にあう」っていうのにもこころにひびくメッセージでした。
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しかし、やっぱり映画って1人じゃなくって二人以上でみたいものですって思っちゃいました。
その数日前に岩波の映画を1人で観に行って、こちらもいい映画で涙しましたが、1人じゃさびしい。「芝居は1人で観に行くでしょ?」っていわれましたが、自分でも不思議ですが、芝居は1人OKなんです。というかたくさんみているので誰かとスケジュール調整そのものも難しいのですが・・
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by joi-satoimo | 2012-06-20 01:30 | 映画
人形劇
今朝は早朝にふくらはぎがつってしまい、あわてて起きてしまいそのままおきていたのでこんな時間にブログ。(早く仕事行けばいいのにね)
昨夜、人形劇団プークの舞台監督の方をおよびして、9月に演劇鑑賞会の公演「牡丹燈籠」の話を皆で聞いた。舞台装置や美術がかなり凝っているようで楽しみが増えました。
「牡丹燈籠」はとても有名なお話なので、人間が演じるときとの違いも楽しみ。またプークといえば子どもの為の人形劇はたくさん見ているけれど大人の為の人形劇は初めてなのでそれも楽しみ。
大人の為とはいえプークらしさをキープした人形もいいかんじ!
出遣いで1人で大きな人形を遣うというのも、動きにリアル感があるのではと、この部分も注視してしまう。文楽との違いもみもの。チラシとはまったく違った人形です↓
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昨日の会議終了後にゲストと一緒にいつもの飲み屋さんへ。
そこでのお話しで、いまさらながらですが、気付いたことが・・
私は人形劇が大好きですが、その好みについて、例えば文楽は大好き、江戸糸操りの上条さんも大好き、プークの人形劇もかわいくって好き、結城座の古典物は好き。
なのに結城座の現代劇は今一つ馴染めない。他の人形劇団の現代を表現したものや、大人の為のとか、なまめかしい人形とかは馴染めない。なぜだろうっておもっていましたが、昨夜、プークの舞監さんからいわれてそうかと納得!
「(なまめかしいとか、色気があるとか人形のキャラクターが前面に出ている)完成した人形では想像力をいれるすきまがないから嫌なんではないですか?シンプルな人形はそこに自分の想像力をいれて表情をみることができる」というようなことをいわれて、そうだなあって納得。
自分のことなのに人にいわれて整理できるとは!
出来上がった人形はそれだけで何をいわんとするかわかるし、だったら芝居しなくってもそのまま人形としておいておけばいい。
人形の美しさって奥深いですね。。人間も同じかな~。
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プークの方がきていたベスト。酒屋さんとか醤油醸造屋さんとかの前掛け?をパッチワークしたベスト、オシャレでした!九州のお店で購入したとのこと。全国展開し地域の方とのつながりがあっての仕事だからすてきなものも発掘しやすいんでしょうね。
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by joi-satoimo | 2012-06-13 08:34 | 市民活動