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つれづれかんげき日記
カテゴリ:観劇( 197 )
2015年観劇ベスト
今日は、午後半休をもらって「志の輔落語 in PARCO」を観てきました!楽しかった~♪
何とかチケットとれましたが何と最後列!(去年は抽選に外れて観にいけなかった )(T^T)
見やすい劇場なので問題はなかったけれど。
来年は建替えの為、この場所では最後の志の輔落語。
今年で20年目だそう。ロビーで文楽などの話しが入った落語のDVD購入しました。
ただ仕事が超忙しいため、その後職場へ戻って一人仕事・・・。
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さて2015年の観劇ですが、93本みて、そのうち、すごく良かったAと
あとちょっとですごく良かったBと
あとちょっとのちょっと良かったCにわけて
合計で39本良かったので42%のヒット!そのうち14本がAでした!

Aは
「アドルフに告ぐ」CAT
「蜜柑とユウウツ」作・長田育恵(てがみ座) 演出マキノノゾミ/プリエールグループる・ばる
「ウィンズロウ・ボーイ」テレンス・ラティガン作 演出:鈴木裕美
「外交官」野木萌葱作青年座
「グスコーブドリの伝記」作・宮澤賢治/脚本・山崎ナオコーラSPAC
「南の島に雪が降る」加東大介作 前進座
「会議」別役実作東京乾電池
「みぞおちララバイ」泥棒対策ライト
「新・殺人狂時代」作:鐘下辰男 演出:日澤雄介 流山児★事務所
「フル・サークル」文学座
「妹背山婦女庭訓」文楽
「真砂女」朋友
「東海道四谷怪談」歌舞伎 幸四郎、染五郎
「バクダッド動物園のベンガルタイガー」新国立劇場

Bは
「旦那様は狩りにお出かけ」NLT
「メフィストと呼ばれた男」SPAC
「完熟リチャード三世」柿食う客女体シェイクスピア007
「山の声・山編」カムヰヤッセン
「山の声・街編」カムヰヤッセン
「ホテルスイート」二ール・サイモン作 昴
「からゆきさん」青年座
「地を渡る船」てがみ座
「稲葉小僧」文化座
「祇園祭礼信仰記/桂川連理柵」文楽
「サーカス」森山開次
「Battlefield」ピーターブルック

Cは:
「グッド・バイ」kera
「聖地X」イキウメ
「地下室の手記」イキウメ別館カタルシツ
「ペリクリーズ」シェイクスピア加藤健一事務所
「殺人同盟」劇団NLT
「をんな善哉」青年座
「番町皿屋敷/人情噺文七元結」前進座
「操り三番叟/お染の七役」中村勘九郎・七之助
「東京裁判」パラドックス定数
「正しい教室」作・演出:蓬莱竜太
「女の一生」文学座
「屋根裏」燐光群

えーと思われるかもしれない選択もあるかも。自分の置かれるている状況や悩み事と合致すると、こころに深く入ってくるため。
MYベスト作品は、今年は、新国立や国立劇場で観たものが多い。
静岡芸術劇場は遠いけれど2本みたSPACの作品、印象深い。不思議な感覚です。
シェークスピア好きじゃないけれど2本入ってる?
柿食う客女体シェイクスピア007の芝居は面白かった。これも印象深い。
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by joi-satoimo | 2016-01-07 01:30 | 観劇
文楽 奥州安達原/紅葉狩
一昨日観劇。
前から4列目の真ん中のゾーンのお席だったので、人形の表情や着物の柄などしっかりと見えてよかった!
ただ、体調がすごくわるくって、トイレもちかい・・熱がでるところだったのかも。。
発熱しようとすると利尿ホルモンが脳下垂体を刺激して体温調整できるって確か習いましたよね?
なので前半は、大夫さんの声でここちよく眼が閉じてきちゃって・・。
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しかし、わかっていても袖萩とその娘のやりとりには涙してしまう・・
前回みた時には勘十郎さんの人形の動きが凄くって、もう人形の肩が震えていて・・
そこから感動しましたが、今回は清十郎さんでした。大夫さんの力の入った節回しで涙しました。千歳大夫だったかしら。
この物語は前回書いたと思うけれど、むちゃくちゃで許されない話って女性の立場から思いますが、シェークスピアの台詞にはカチッとくるのに、なぜ文楽は、涙で終える事が出来るのか・・浄瑠璃のせいかしらね?
いつもお世話になっている幸助さん、赤い顔の人形、安倍宗任の役でしたが、きっちっと雄大に演じてました!
人形が横向きになる時は自分の身体が人形にかぶらないようにさっとそったりと大変そう。力のいることです。
白いお顔の人形が袖萩の夫で安倍貞任で、最後に涙するシーンではセリフが「見るや眼元に一時雨(ひとしぐれ)」ってなんか粋な感じします!
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紅葉狩は、女性の人形が3体でてくるのですが、いずれも衣裳がステキ。
琴も2面でてました。
最後にお姫様が鬼になり、連獅子の毛振りをやっていて拍手でしたね。
ロビーで黒子きぐるみと一緒に写真もとりました。だって、仮名手本忠臣蔵の黒子人形だったので!
大好きな演目なのです。落語でも文楽でも。
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by joi-satoimo | 2015-12-16 01:48 | 観劇
パーセル作曲オペラ<妖精の女王>
北とぴあ国際音楽祭<妖精の女王>観てきました。
セミ・ステージ形式、原作シェイクスピア『夏の夜の夢』
合唱・管弦楽はレ・ボレアード(北とぴあ国際音楽祭から生まれた古楽オーケストラ・合唱)、指揮・寺神戸亮。
演出:宮城聰(SPAC芸術監督)
なかなか面白かったかな。演奏と舞台美術と役者の身体能力が印象深い。
北とぴあのさくらホールには、ぎちぎちという感じでしたが、うまく使っているなとも。
満席のお客さまも圧巻です、すごい人気なんですね。
知らない顔ばかりなので、いつもと違う感じ。
笑うところも、なぜ皆がわらうのか理解できず
フィットしないですね。やっぱり演劇とは違うのかな?
でもリズミカルで飽きることなく楽しめました。
音楽の事は不得手ですが、声量が気になりました。透明感とかも・・。でも滑らかなのかも。
バリトンの人が良かったと思うのは、文楽好きだから?太くても重い声が好き??
『夏の夜の夢』はいろいろなところで観ているけれど、シェイクスピアについては昔、大好きだったのに、あるときから嫌いになった。何故か良く分からないけれど。差別的に思えるからかもしれない。女性の本当が描けていない、とか。
今日のセリフに女性達を男性に「あげる」ということばがでてきて、嫁にやる、女性はあげるものということばにちょっとと思いながらも
結果的には、女性のおもうままになるのだから、ストレートではないのかもしれない・・・
とか、なんか他の事考え出していました。セットお金かかっているなーとか。
搬出どのくらい時間かかるかな?
とか。
だめだね。
先日、他の芝居を観に行った時に、偶然となりが、テアトルエコーのS氏で、同様の事話しましたっけ。
その時はすぐうしろに作家・演出家のふたくちつよしさんが座っていました。
ふたくちさんはいつもにこにこ挨拶してくれて、笑顔みるとほっとします。
今日のSPACの宮城さんも、いつもお客さんを入口で笑顔で迎えていて
本日もさくらホールのロビーでにこにこ挨拶していました。
こういう歓迎はうれしいですね。遠いけれど静岡までまた行こうって思えます。
それに、数作品観ただけですが、、
演出もどこかあたたかな風を感じられて、観る度に作品に興味がわきます。
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by joi-satoimo | 2015-12-14 00:51 | 観劇
「お召し列車」ほか
「お召し列車」燐光群を観てきました。主演:渡辺美佐子
ハンセン氏病患者の皆さんへ国が行ってきたことなど
事実に基づいたお話しを柱となるストーリーは、現在のオリンピックへ向けての風刺も込めた創作かな?

「お召し列車」というものが、天皇が避暑地へ行かれる時の電車のことかしらと思っていたので、
全国各地から、岡山の収容施設への電車とは初めて知りました。
「われわれはナチスとは違う。患者を隔離はしたが殺してはいない」
というセリフがあり、またそのセリフに応えて「いや、殺している」とある。
そこで行われてきた事の中で、
男性に子どもが生まれないように施術する。また妊娠中の女性に人工妊娠中絶を行い、
中には妊娠8カ月以上での堕胎もあったそう。。。
そしてその胎児を何体もホルマリン漬けにしてあるということもショックでした。
らい病についての法律が平成8年まであったことも驚き。
病気について良く分からない時に、隔離という事をとらざらなければならない理由が
あったのか、ただの差別意識から行われた事なのか、、、
でも、うつらないことや、治療薬があることなどが分かっても
改善されなかった事に唖然とする。
戦争があったことで、治療が受けられない時期があったとも。。

終演後の、作家・演出家・燐光群主宰の坂手さんと
ドリアン助川さん(河瀬直美監督の映画「あん」作者)のトークが良かった。
助川さんがもともとハンセン氏病について作品を書こうと思ったきっかけが
ラジオの深夜放送での中学生達とのやり取りの中で
子ども達が「生きる」ということを或る意味直球で捉えて考えていて
「社会的に役立つことで生きがい、生きる意味」をみいだすと考えていることに
半面はあっているが、それだけじゃないよ、違うんだよと言いたく、ちょうど
ハンセン氏病について世間にニュースと流れていた事などから、
生きる意味の本当を書きたかったと話されていた。
が、すぐには着手できなかったのは、
患者の気持ちを書きたかったが、患者の気持ちは患者にしかわからない
という戸惑いがあったとのこと。
また、単なる興味本位とおもわれないか、
相手を気にし過ぎてかえって失礼なならないかなど
なかなか前に進めなかったが、
「驚くこと」と「差別すること」の違いに気付き、患者でない立場から
書いてもいいのではないかと思い、現在に至る事など
良い話しが聞けてよかったなぁ・・。

この日は演劇鑑賞会の幹事会で10:30から16:30まで会議だったので
かなり疲れていて、実は芝居の前半はうとうとだったの。。
それでも後半に受け取ったメッセージは重い。
帰ってから娘に一気に話しました!
なんか、詳しく芝居の内容を娘に話すのって、ずうっとやっている事だなあと、思いつつ
観てきたものを誰かにすぐに話したい!っていう欲求がある自分に気づいたりして・・
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by joi-satoimo | 2015-12-07 02:47 | 観劇
グッドバイそしてお染の七役など
9月は「北とぴあ演劇祭」(市民実行委員会と北区文化振興財団で運営)のため
忙しくって観劇もままならないが、
昨日、本日と2日間昼に観劇。
昨日は、「グッドバイ」(世田谷パブリックシアター)
[原作]太宰治「グッド・バイ」
[脚本・演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[出演]仲村トオル 小池栄子
水野美紀 夏帆 門脇麦 町田マリー 緒川たまき
萩原聖人 ほか
 おもしろかったけれど、舞台美術しつこいかんじ。
 ふと、しばらく前にみたマクベス(パルコ劇場)を思い出した。
 佐々木蔵之助一人芝居(他に2人でてるけれど)
 の舞台は蔵之助さんの狂喜も迫力あったけれど。それにピッタリの舞台美術だった。
 シンプルなほうが私は好きなのかな・・
 この作品、美女がたくさんだし、ありえないけれど、仲村トオルさんなら納得。
 素敵でした♪全体的に私小説またはコミックを読んでる楽しさかな。
そして今日は
「赤坂大歌舞伎・操り三番叟/お染の七役」(赤坂ACTシアター)
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中村七之助が好きなので、お染の七役はワクワク。
歌舞伎の早替わりが楽しめました。
勘九郎の操り三番叟、糸で動かされている様子など凄かった。
ただ、会場の関係で花道がちゃんとないのが残念。
あと裏でドタバタ動いている音が聞こえたのはなぜだろう??気のせい?
さて、演劇祭も前半終わりかな。
お客さんたくさんきてくれるといいな。
facebookで紹介をしています。
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by joi-satoimo | 2015-09-23 23:27 | 観劇
End of the RAINBOW
作:ピーター・キルター 演出:上田一豪 上演台本・訳詞:高橋亜子
音楽監督・ピアノ:岩崎廉 ステージング・振付:TETSUHARU
Cast: 彩吹真央、小西遼生、伊礼彼方、鈴木壮麻
ジュディ・ガーランドの人生の最後の方のお話し。
”あの”昔懐かし「オズの魔法使い」のドロシー。
そしてライザ・ミネリのお母様。
MGM映画のミュージカルスター・・・ということが頭に浮かぶ。
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有名な女優のつらい人生を物語として見る事になるのですが、
ミュージカルなので元宝塚の彩吹さんの声とスタイルそして懐かしい歌と素敵でした。
舞台に立っているシーンでは、顔もジュディ・ガーランドぽく見えてしまうから不思議。
ジュディ・ガーランドが小さいときから、
舞台の前は興奮剤、
終わった後は鎮静剤、
そして夜は睡眠薬を母親から飲まされていたというのはショックでした。
大人になるとそれにお酒やたばこ、ドラッグと・・。
薬漬けの一生で、最後は通常の10倍もの鎮静剤を飲んで亡くなったとのこと。
47歳という若さです。。
時代が時代ということもあるかもしれませんが、
子どもの人生は親次第でその後が大きく変わっていきますね。
いつの時代も、小さい時にいろいろなこと・ものを過剰に与え過ぎてはいけないですね。
愛情だけでもうおなかいっぱいでいいのに、
子育て真っ最中は気がつかないものですね。
(ジュディの母親は別の理由だと思いますが・・)
などなど、本筋から外れて、気になって考えさせられました。
もともと出演者の鈴木壮麻さん目的でした。
11月に市民団体でお呼びするので。
とてもやさしそうな人柄が感じられ好印象!
声も素敵でした。
会場がDDD青山クロスシアターというところで、初めて訪れましたが、
小さい会場でミュージカルというのがビックリ。ピアノも生演奏ですし。
贅沢な時間でした。
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by joi-satoimo | 2015-08-25 02:12 | 観劇
連獅子
7月末に北とぴあで「松竹大歌舞伎」を観ました。
中村雁治郎襲名公演でもあり、全国を回って、いったんこの北とぴあが千穐楽だそう。
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雁治郎は四代目坂田藤十郎の長男です。
私は連獅子を演じた弟の中村扇雀のほうが好きです。
扇雀さんとその息子さんで演じた連獅子みごたえありました。
花道に近かったのでラッキー!
演目の「引窓」は好きな芝居ですしね。ただ物語は少々カットして上演されていたと思う。
出演していた尾上松録さんがやせていて、分からなかったほど。。
近場で歌舞伎が観られて良かったです。
ジョイセフスタッフのOさんとJSさんも一緒に観劇!楽しかった!
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by joi-satoimo | 2015-08-12 01:16 | 観劇
青年座「外交官」
作:野木萌葱 演出:黒岩 亮 出演: 横堀悦夫 平尾仁 ほか
戦争を外交官という職業?から描いている。
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以前、野木さんの劇団のパラドックス定数の「東京裁判」を観た時には、すごい!というのとこの緻密な作品を書いたのが女性!と驚いたもの。
野木さんの作品は、社会現象、社会の中の私達というのを意識させられるような気がして、これは他人事ではなく”まったく私事なのだ”と感じさせてくれる。
「外交官」は、みごたえありました。どんなに戦争を回避しようとおもっても、なぜできないのか。
群衆、民意という人々の中に、責任はあるのだということを感じさせられる。
メディアの責任も大きい。
いったん戦争の輪にとりこまれたら、どんなにその中で良い判断をして良い事をしても、その一部でしかない以上、戦争は戦争。正義はなく、また無念にも認められないこともあるなど。
望まずして得た結果に責任をもたなけらばならないという切なさを感じて、涙した。。
なぜ戦争したのか。。なぜ止められなかったのかと。。
今だからこそ、しっかりと考えなければ。。
終演後に、誘われて他の鑑賞会の事務局長2名と劇団制作、そして主演の横堀さんと、飲み会へ!
その時、横堀さんから「戦争ものというと、会員の皆様は暗くてあまり好まないのでは?」と聞かれて3人の事務局長は揃って「逆ですよ。演劇鑑賞会だからこそ、戦争に関する芝居は1年に1回はやってほしいといわれます」と。
平和でなくては文化はない。文化がなくなるとき、平和もなくなる。
大事にしていきたいです。
※横堀さん、重光葵氏(日本の全権代表として降伏文書に署名をした)の役でしたが、とっても良く演じていて素敵でした!実在の人物を演じるのは緊張して、かなり大変なようでしたが、流石でした。
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by joi-satoimo | 2015-08-11 00:39 | 観劇
サーカス
森山開次の「サーカス」@新国立劇場・小劇場に娘と二人で観てきました!
面白かったです。演出、衣裳、出演者の身体能力の高さ。
どれもすばらしかった。
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舞台は客席の真ん中にあり、舞台上がスクリーンのように映像が映し出されていて
ダンスと映像と照明でコラボして素敵な空間を作っていました。
女性3名、男性4名。女性2名は新体操出身?1名はバレエ出身?というような感じ。
映像とダンスがいっしょになると面白い!
サーカス小屋のように空間もレイアウトされていて、
最後につるしてある風船をはずして
森山開次さんの身体にマントのようにつけているのもきれいだった。
途中、一部がはがれて天井の照明まで登ってしまって、
着火してしまうかも。
とおもったら天井の照明をつるしてあるところに人が乗っていて、回収してました。
あんな上の不安定なところにずうっと乗っているんだ!
って娘に終わった後話したところ、
「でないとタイミング良く物落とせないでしょ」っていわれちゃいました。
ただ不満は、森山開次のダンスシーンがあまりなかったこと。
でも他の人達の身体能力が凄くって、きれいでしたし、驚きました。
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by joi-satoimo | 2015-06-26 00:56 | 観劇
フル・サークル
ものすごく忙しいのに5月も7本観劇済。このあと今週末と来週末で3本観る予定。美術展も2つ観る予定。
記録としてのブログもままならないけれど「フル・サークル」は書かずにはいられない。とっても良かった!
ここのところ別役さんの作品やら他の作品なんやらにもメッセージとして「傍観者」=「加害者」(ちょっと極端だが)というがあるようにおもう。セリフにちょっと折り込んである程度ですが、それでも印象深い。
原作/エーリヒ・マリア・レマルク、潤色/ピーター・ストーン
俳優座公演 出演:斉藤深雪、小山力也、島秀臣、中寛三 ほか
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時代は1945年ナチス・ドイツ崩壊の頃、一人の女性のアパートへゲシュタポに追われた政治犯がやってくる。(7年も強制収容所にいれられていたとのこと)
今は亡き女性の夫を頼って。
女性の夫は反体制活動をしていたためゲシュタポに目をつけられていて、いよいよ危ない時に妻を守るため、妻に「自分を密告して生き延びろ」と指示を出す。それに女性は従った。。
女性の後悔は「男は夢を追う、かっこつける。もうたくさん!女は現実的。女がこの戦争をはじめていたら、ばかばかしくってとっくにやめている」守られる幸せもあったかもしれないが、毎日のように夫に助けを求める電話に苦しめられ本当に辛そう・・。
ゲシュタポにおわれてきた男は、以前ものかきであったこともあり自分達がうけた事実を世間に知らせるまでは死ねないと必死。
女はしぶしぶ男をかくまうが、そこにゲシュタポが・・。うまく言い逃れている男に懐疑的なゲシュタポのリーダーは捕えている別の男を連れてこさせ首実験をするが、その男(年をとった教授)は、知らないという。何とか認めさせようと出した交換条件が「下に行って、拷問を受けてから殺されるか、それとも素直に白状すればすぐ殺す。どっちがいいか」と。素直に殺される方がいいと教授も言ったが、観客もそう思うほど、恐怖な状況。。隙をみて教授は窓の手すりにつかまり飛び降りようとするが、生け捕りしたいゲシュタポリーダーはあれこれいう。ラジオではナチの危機的状況を伝えいてる。
いよいよという時に、部下が飛びかかって捕まえようとする。教授は「なぜもう少し待ってくれない。あいつらの最後を聞きたいのだ」といって、捕まるまえに飛び降りてしまう。その直後にラジオから「ヒトラーの自殺」の報が流れる。。
その教授は男と顔見知りだったが、最後まで裏切らなかった。裏切ったとしても結果は知れているから・・
ここまでの間に、残虐な仕打ちなどがセリフとして語られる。
どれも重く心に響く。。
このあと、ソ連軍がやってきて、女性と男性の愛情と、ゲシュタポリーダーの姑息なやり方など物語として面白い。そして最後は、彼が求める唯一は「自由」だが、ナチがいなくなっても、次の重い石が頭上に来る事になり・・それでも「自分の意思を貫きたい」から「Yesとはいわない」。
自分だったらどうなのか、自信がないですね。
かなり頑固に主義を通し切っている私でも自信ないです。(ベジタリアン歴うん十年であっても)
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by joi-satoimo | 2015-05-22 00:24 | 観劇