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つれづれかんげき日記
青年座「外交官」
作:野木萌葱 演出:黒岩 亮 出演: 横堀悦夫 平尾仁 ほか
戦争を外交官という職業?から描いている。
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以前、野木さんの劇団のパラドックス定数の「東京裁判」を観た時には、すごい!というのとこの緻密な作品を書いたのが女性!と驚いたもの。
野木さんの作品は、社会現象、社会の中の私達というのを意識させられるような気がして、これは他人事ではなく”まったく私事なのだ”と感じさせてくれる。
「外交官」は、みごたえありました。どんなに戦争を回避しようとおもっても、なぜできないのか。
群衆、民意という人々の中に、責任はあるのだということを感じさせられる。
メディアの責任も大きい。
いったん戦争の輪にとりこまれたら、どんなにその中で良い判断をして良い事をしても、その一部でしかない以上、戦争は戦争。正義はなく、また無念にも認められないこともあるなど。
望まずして得た結果に責任をもたなけらばならないという切なさを感じて、涙した。。
なぜ戦争したのか。。なぜ止められなかったのかと。。
今だからこそ、しっかりと考えなければ。。
終演後に、誘われて他の鑑賞会の事務局長2名と劇団制作、そして主演の横堀さんと、飲み会へ!
その時、横堀さんから「戦争ものというと、会員の皆様は暗くてあまり好まないのでは?」と聞かれて3人の事務局長は揃って「逆ですよ。演劇鑑賞会だからこそ、戦争に関する芝居は1年に1回はやってほしいといわれます」と。
平和でなくては文化はない。文化がなくなるとき、平和もなくなる。
大事にしていきたいです。
※横堀さん、重光葵氏(日本の全権代表として降伏文書に署名をした)の役でしたが、とっても良く演じていて素敵でした!実在の人物を演じるのは緊張して、かなり大変なようでしたが、流石でした。
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by joi-satoimo | 2015-08-11 00:39 | 観劇
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