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つれづれかんげき日記
ウィンズロウボーイ
[作]テレンス・ラティガン [翻訳]小川絵梨子 [演出]鈴木裕美 [出演]小林隆 / 中村まこと / 森川由樹 / 竹下景子 / 他
新国立劇場小劇場で先月見ました。
この作品は演出の鈴木さんが、ラティガン好きということで2005年に3作品を、演出家をそれぞれ違えて企画上演しました。その時は「ウィンズロウボーイ」を坂手洋二さん、「ブラウニング・バージョン」を鈴木裕美さん、「セパレート・テーブルズ」をマキノノゾミさんが演出。セパレートには坂手さんも出演。
セパレート・・については興味をひかれなかったけれど他の2つは感動!とくに「ウィンズロウボーイ」が好きでした。(一番泣いたのはブラウニング・バージョン」でしたが)
今回の上演を知った時には絶対観に行く!と何カ月も前から楽しみでした!期待を外さない面白さでした。
ただ、前回の坂手さんと今回の鈴木さんの演出は違っているので、前回よりも、女性の気持ちが身近な感じがしました。
お話しは、まだイギリスでも女性の参政権がない時代。中流階級の上の家族。子どもは長男と長女、そして末の息子。父親の自慢の末の息子は海軍の学校へ通っていて(まだ中学生くらい)、そこでお金を盗んだ嫌疑をかけられ家に戻ってくる。息子はやっていないという。息子の名誉の為、家族は裁判を起こす。
クールな弁護士。世間の批判と戦う家族の葛藤。
お金のかかる裁判のために上の息子は大学をやめて働く。
長女は結婚をふいにしてしまう。
それでも「信じる事」そして「しかるべき事はしかるべきところにあるべき」(確かそのようなことばだった)
前回は「正しき事をなすのみ」というような言葉だったような気がするが、その確固たる意志がここちよく、特に女性の権利をと主張する長女の姿勢や言葉に共感。
役者も演出も前回と違い、翻訳も言い回しなど前回と変えているとのこと、違う面白さも味わえ楽しかった。
芝居は生で、都度感動が違うとはいえ、同じ作品を複数回見る事で、深く楽しめると思える。
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あと来年かな、新国立でまた「焼肉ドラゴン」やるとのこと!これもものすごーく楽しみ。
今まで見た中でのベスト5位にはいるぐらい大好きな作品です。チョン・ウィシンさんの作品。
はやくみたーい!
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by joi-satoimo | 2015-05-12 00:50 | 観劇
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