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つれづれかんげき日記
組曲虐殺
こまつ座「井上ひさし生誕77フェスティバル」のラスト。ホリプロと。
作:井上ひさし 演出:栗山民也 音楽・演奏:小曾根真
出演:井上芳雄、石原さとみ、山本龍二、山崎一、神野三鈴、高畑淳子
@天王洲 銀河劇場
井上ひさし最後の作品。
「蟹工船」の作者小林多喜二の29年と4カ月の生涯。。
タイトルの通り、国家権力のもとで虐殺された多喜二の物語。
亡くなって戻ってきたときに、後の証拠として同志たちが写真をとっていて、現在たくさんの人が見ていると思うが、ひどい・・
「蟹工船」のような物語を書かないようにと、右の人差し指がへし折られている、かなりたたかれたか内出血で色が変わってる両方の太ももなど・・
「蟻一匹殺せないような内気でやさしい少年がなぜ、3時間にも及び拷問に耐え、虐殺さえも恐れない青年になりえたのだろう・・」とある。
芝居を観ていると、多喜二も井上ひさしも、心にある真実しか表現できない
そういう抵抗活動しかできない。地味だからこそ 強さ があるのだろうかって感じる。

井上芳雄さんの演技、絞り出すような内面のつらさがでていて良かった。
検察側の人物像もコミカルにしてあったりと、
暗くつらい話を、悪いものと良いものという単純な見せ方でなく、
それぞれに愛着が持てるようになっていて、だからこそ
普通の人が普通でなくなる【戦争】の恐ろしさを感じる。
この感覚がまひしてくると、いつの間にか戦争が起こるっていう事をもっと皆気がつかなきゃね!
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小曾根さんのピアノ生演奏良かった!
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by joi-satoimo | 2012-12-23 01:45 | 観劇
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