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つれづれかんげき日記
エゲリア
岡本太郎のお母さん、岡本かの子のお話し。
文学座公演「エゲリア」作:瀬戸口郁、演出:西川信廣
出演:吉野実紗、大滝寛、佐川和正、粟野史浩、大場泰正ほか
岡本かの子、明治22年生まれ、夫一平明治19年生まれ、そして子どもの太郎は明治44年生まれ。
「太陽の塔」の作者で「芸術は爆発だ!」の太郎さん、明治生まれとは思いませんでした。
かの子の「芸術はいまこのときしかない」という言葉が印象的。

岡本太郎の原点はここだって、思わず納得してしまう。

妻とその愛人と夫と書生と太郎で暮らす生活。
妻は好きな人ができると夫に「あの人に我が家で一緒に暮らすように説得して」までお願いする。
それを夫は「わかった」と引き受ける。。
かの子という女性は、自分の好きな人を自分の思う通りに動かさないと気が済まない人でもある。
そしてそれぞれの好きな人の才能を伸ばすこと、自分自身の芸術性を開花させるため、時間とお金を十分と使っているよう。
非常識とみえる生活も行動もすべて真の芸術を得るため。

エゲリアというのはローマ神話で、夫に良い助言をして支えた妻のこと。かの子は自身をそう呼んでいた。けれどこれって「いいわけ」?ぽく感じる。

好きな人ができるとまるでストーカーのよう。思いをとおせなかったらどうなるのかしら?皆根負けしている。実際思い通りにいかなくって、体を壊してしまうほど。常に愛情に包まれていないとだめなのかも。
ちょっと「砂の女」を思いだしました。
ともかく予想ができない進展なので、あきることなく最後まで観ることができ、余韻も楽しめます。
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by joi-satoimo | 2012-09-17 23:56 | 観劇
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