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つれづれかんげき日記
ブンナよ木からおりてこい
8月の終わりころ、新国立劇場小劇場で、劇団青年座の「ブンナよ木からおりてこい」を観てきました。
終演後のバックステージツアーにも参加。同じ市民鑑賞会のメンバーと一緒に。(写真はfacebookにもアップ)
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正直辛かった・・いい作品なのですが、観る人の人生のタイミングがあうかあわないかが重要。
そして時代のタイミングが「今」ではないと思える。これは、首都圏の他の鑑賞会の事務局長も話していたから私だけではないよう。
ブンナは殿様カエル、お寺の池で土カエルたちと一緒に暮らしている。でも未知の世界にチャレンジしたくって、雷でてっぺんが平らになっている大きな木に登っていく。そこに幸せな場所があるのではと信じて。
木のてっぺんは、実はとんびのえさ場。取ってきたえさを半殺し状態でストックしておく場所。
餌として捕まえらてきているのは、スズメ、モグラ、ネズミ、蛇など。。カエルのブンナは木の上にできた土にもぐっている。それを知っている餌たち。
いずれはトンビのえさになるにしても1分でも長生きをしたいともがく、とんびの眼として鏡がつかわれ、円形の舞台が回転して、鏡に映っているものが餌として連れて行かれる。。。スズメが自分が生き残りたいためにブンナを食べさせようとするところなど、またスズメの声がすごくかわいい声で震えていてい。。。役者さんがうまいというか・・私が5歳の時にまさにこの世界を考えベジタリアンになったので、観ていてつらかった。
大人になってあの時の考えとは変わってきているけれど原点なのでね・・
他の事務局長さんは「今は、多くの人がなくなっていて、いずれ土に帰り他の物の食料となり、、というような自然の成り立ちを受け入れづらい状況。観ていてつらい」とのこと。
亡くなった人たちに対する思いはそんなに簡単に納められないということ。
確かに・・・・・。
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by joi-satoimo | 2012-09-12 00:44 | 観劇
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