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つれづれかんげき日記
藪原検校
こまつ座 @世田谷パブリックシアター
作・井上ひさし、演出・栗山民也、ギター奏者・千葉伸彦
出演:野村萬斎、浅野和之、小日向文世、大鷹明良、津田真澄ほか
江戸時代。盲人の生きる道は、寺社直轄の組織として、各地をまわったり、あるいは江戸などの都市で琵琶法師のような語りをしたり、、その中のトップが検校。
眼が見えない人たちがあるときはもてはやされ、社会が厳しくなるとうとまれて、村へ来た時に追い返すわけにもいかないから、湖へ導き・・と 残酷な内容や偏見や差別用語がまじったセリフが舞台上を埋め尽くすときがあり、これは舞台だからできることなのかもと、またまた本筋と違ったところへ関心が向かう。
萬斎さんが演じる盲人、自己の欲求にのみ忠実に生き、悪いことは平気。人殺しさえする主人公は、萬斎さんならではのひょうひょうとした感じ。
悪いことが日常の主人公にぴったりな雰囲気。狂言動きっていう感じでしたが、それがあっている役どころでしたね。
小日向さん演じる検校は、正反対な性質の人物ではあるけれど、そのやさしさが、冷淡さを浮き出させる演技が印象に残りました。ラストの藪原検校を死刑にするとき。人々への見せしめとして利用するあたりが、正直想像すると気持ち悪い。そこまでする?という感じで、ブログには載せられません。
人間って残酷・・・・
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観た人だけがわかるこのイラストの意味。。
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by joi-satoimo | 2012-06-26 00:28 | 観劇
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