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つれづれかんげき日記
暗いところで待ち合わせ
劇団昴ザ・サード・ステージ第31回公演「暗いところで待ち合わせ」
原作:乙一 脚本:秋之桜子 演出:寺十吾(じつなしさとる)tsumazuki no ishi主宰
キャスト舞山裕子、小田悟、本間薫、中西陽介、佐々木誠二 ほか
演奏(チェロ):坂本弘道  於:シアターグリーン(池袋)
ジョイセフ休日出勤の後、急いで観に行きました。最後走ってしまい、5分くらい前に到着。真ん中のいい席だったので遅れなくって良かった・・。ところが走ったため喉をやられて最初席が止まらず困りました。周りの人ごめんなさい。(>_<)
作品は良かったです!話はちょっとありえないなあとか、終わりは漫画的だなあとか思いましたが、いい雰囲気というか、こころの動きを感じさせる演出でした。演出の効果がすごく大きい劇って思えました。寺十さんの主宰の劇団の劇を観たことがあるけれど、独特な雰囲気あるのでひかれます。

ストーリー:主人公の女性は、昔から内向的な性格でいじめられていた。
事故で失明し、その後父親も亡くす。母親は家でしたまま。。父の死後、1人で暮らすが、自分がいることが周りの人に邪魔に思われているのではと気苦労や、見えないところを移動する恐怖で外へ出られない。外へ出るときは友人と一緒の時。ある日、同僚の男性を駅で突き落として殺したのではという嫌疑をかけられた男性が、家へ忍び入る。彼も過去にいじめられたり、引きこもりがち。人とかかわりたくないと思っている。そういう二人の存在を消した生活がつづき・・物語の展開は意外な方向へ行く。。:
チェロ生演奏が、二人の過去から現在までの心が表現されていく時に効果的。

アフタートークで原作の乙一さんと寺十さんに昴の制作の方が巧みに話を進行していました。面白かったです。寺十さんの話では「できるだけ役者の顔をはっきりと見せない、そのことによって観客は観ようとする。」ってなるほどね~と。眼の見えない主人公のうごきひとつひとつに結構釘付けで観ていて、細かなことも観ていたい気がする。
そして「見えないということを観客が実感するために暗転を長くしている。これは芝居だから体感できること」と。主人公の父の葬儀の時には、目が見えなくなっているが、母親が姿を現したときだけ、見えたような演出がされたとのこと。
残念ながら、あまり暗い時間が多いと、先天性乱視の私としては目が非常に疲れるので目をつぶっつぃまった!声だけを聞いていました。その時暗闇で「お母さん、お母さん」と叫んでいる声には、胸が苦しくなって涙してしまいました。子どもには母親が必要。。いくつになってもかな??
私も母親でしたっけって。子どもたちの小さい時を思い出しました。
余談1:いつになったら、母でもなく、家やいろんなものから解放されるのだろう??

余談2:先天性乱視だけど、視力は現在でも1.2あります。無理無理目が焦点を合わせて物をみようとするので、疲労が多くなっちゃうんです、で、眼に負担をかけたくないから、暗闇では眼をつぶっちゃう。。

余談?3:乙一(おついち)というペンネームは、将来ご自身が有名になることを想像してサインがしやすい画数の少ないものを選んだ。たまたまその時使っていた電卓Z1からとったそう。
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by joi-satoimo | 2012-01-16 01:43 | 観劇
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