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つれづれかんげき日記
観劇2本と人形展
昨夜、新宿の紀伊国屋ホールで、劇団民藝の「カミサマの恋」を観ました。主演:奈良岡朋子、作:畑澤聖悟、演出:丹野郁弓
畑澤さんは、今年の2月に所属している市民団体(演劇鑑賞会)でお呼びした劇団昴の「親の顔が見たい」の作者。青森在住で、現役の高校教師でもある。演出の丹野さんは、鑑賞会で以前お呼びした劇「ドライビングミス・デイジー」の時に、講演をお願いして来てもらったことがあります。お話し上手な方で、奈良岡さんの姪御さん。
新作というか奈良岡さんの為に書きおろしたような感じでした。奈良岡さん、うまいですね~。芝居全体のレベルを上げてしまう。そして声が良く通るし、津軽弁であってもそうでなくてもよく聞き取れる。おいくつなのかしら?
芝居の内容は、カミサマの声を聞いて、人々の悩みを解決する奈良岡さんの役は、イタコとか神様が降りてくるというのとはちょっと違っていて、カウンセリングして解決している。まず第一に、相手を認めて、でもね・・という話し方は、ほんとに見習わなきゃって思いました。。。(本筋より気になっちゃいました)ときどき亡くなった人が降りてきて、語りかけてくる。最後には、そのことに助けられていた義理の息子が、奈良岡さんのかつての恋人が降りてくる、これって、やさしさなんだなあと。語られていないけれど、そういうことかと思えた。
なんといっても奈良岡さんはすごい。
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そして本日は、朝から打ち合わせ・会議・会議でしたが、合間を縫って北区の北とぴあ展示会場で行われている「昭和のこどもたち」石井美千子人形展を見ました。人形大好きですから!それと他の演劇鑑賞会の事務局長さんのY氏のお父様が石井さんの会か何かにかかわっていることもあり、薦められました。
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良かったです!昭和といってもS30年より前だと思う。自分の子どものころよりも昔って思えたので。かわいかったです。16日(日)まで開催。
そして夜。家に帰ってたまった仕事をしようと思っていたのですが、演劇ひとすじのT氏から「文化座の『獅子』良かったよ。見た方がいいよ」って言われて、急きょ劇団に電話をして観に行きました。
おかげで良い芝居を観ることができて満足。こちらもベテラン女優、俳優さんの演技が光っていました☆
有賀さんの鬼のようなおこり方、迫力あります―!そして笑える。
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作:三好十郎 演出:原田一樹 出演:青木和宣、有賀ひろみ、小林悠記子 ほか
舞台は、戦中、農家。かつては大きな農家だったがすたれてしまい、母親が器量の良い娘を、村のお金持ちの家に嫁にだそうとしている。父親は母親に頭があがらない。娘は、本当は好きな人がいるのに母親に反発できない。駆け落ちの算段までしているがそれでも、親を捨ててまで行動を起こすことはできないと終始悩み顔。父親はそんな娘を察して「人生の肝心な時に行動をおこさなければならい」っていい、娘に自分の幸せを自分でつかむこと。後々まで後悔するようなことをしてはいけないと語りかける。。こころに沁みるセリフと演技でした。結局娘は、自分の心に従って家を出る。芝居が終わった後に爽快感が残って、良かったと思えるけれど、よくよく考えてみると、好きな人と駆け落ちして、幸せそうだけれど、行き先が満州。。。素朴な日常の中で、自分の夢を追って一生懸命生きようとしても、戦争は、すべて呑み込でしまう。。。
芝居が終わって友人と3人で帰る途中、劇中にでてくる12月8日って、若い人は知らないかもね・・・と。
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by joi-satoimo | 2011-10-16 01:39 | 観劇
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