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つれづれかんげき日記
親の顔が見たい
「親の顔が見たい」作:畑沢聖悟、演出:黒岩亮 劇団昴
現役の高校教師が書いた作品ということで、
リアルないじめ内容だった。
ある私立女子高校で女の子が教室で自殺をした。
その遺書に書かれてあったクラスメイト5名。
学校はその5名の保護者をよんで、事情徴収をする。
舞台はその様子だけを展開していて、
実際にいじめに加わった子どもたちは
それぞればらばらに別教室で事情徴収をされているが、
舞台には一度もでてこない。
わが子かわいさのエゴのぶつかり合いで、
自分を正当化するためのいいわけが
あんなに流暢につけるものなのかと思う・・
ひっしに嘘をついているときって、
きっと周りから見ておかしいってことわからないのだろう・・
いじめの内容はひどかった、それなのに、口裏を合わせたり、
携帯の履歴をけしたり、そういうことに親も加わって、実は
嘘をついていたり。。中には非を認める保護者もでてきたが、
最後の最後まで、わが子をかばう親。

証拠となる遺書を先生から奪い取って、
焼いたり、食べたりと、

信じられないけれどありうるかも。
最後に「私たちは生きていかなければならないから」って、
うそをつきとおす親の決意に、憤慨して終わる。
「生きたいと思って生きることをやめた少女の気持ち」に
思いが行かないってどういうこと!って。

しかし、気をつけないと自分もそういう親になってしまう
可能性ないわけじゃない。どの親もそうかもしれない。
そんな親になったら子どもがかわいそうって、頭の隅に
入れておかなきゃ。子どもに親は選べないのだから。
芥川龍之介の河童の世界では生まれる前に子どもは
「この親でいいかどうか」選べるシステムになっていたっけ。

余談だけれど、最後まであきらめの悪い親役の宮本さん
先日、お話をしに私たちの会まで来てくれたが、その時の話。

ある芝居をみて芝居にはまり、北海道の演劇鑑賞団体に入会。
そして大好きな演劇を今度は自分で演じてみたくなり東京へ。
そして劇団昴で現在は、役者として活躍。
私たちの気持ちがわかってもらえてうれしかったです!
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by joi-satoimo | 2011-03-05 23:10 | 観劇
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