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つれづれかんげき日記
日本人のへそ
ちょっと前になるけれど「日本人のへそ」を観てきた。この作品は、井上ひさしさんの舞台作家デビュー作とのこと。演じるのは熊倉一雄さんはじめテアトルエコーの皆さん。
デビュー作ということで、時代はかなり古い。
戦争のこと。政治のこと。社会のことと批判精神がちりばめられている劇ではあるが、どうも乱暴にかんじてしまう。井上さんの最近の作品しか知らないかもしれない。また時代が、まだまだ自由にものが言えていない時代だったのかもしれない。(言えたとしても世間が受け入れるようになっていない)
そして一番気になったのは、女性の描き方。東北から集団就職でやってきた女性のつらい状況を描いているというより見せているかんじで、その女性のこころの闇や苦しみなどは何のメッセージも感じられない。男性の書いた芝居だなあって感じてしまい。「女性に対する暴力」がふと頭とよぎるほど。
最初の作品、そして時代ということもあるので仕方ないのかもしれないと思いながらも、最近の井上さんの作品と違うので違和感があった。
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by joi-satoimo | 2010-09-26 23:00 | 観劇
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