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つれづれかんげき日記
文楽
11時の部「花競四季寿」(はなくらべしきのことぶき)「嬢景清八嶋日記」(むすめかげきよやしまにっき)
14時45分の部「大経師昔暦」(だいきょうじむかしごよみ)近松門左衛門作
と続けて1日で観劇。11時から18時くらいまで。
「むすめ・・」は、わけあって(文楽ではわけがないときがないが・・)離れ離れに暮らす元平家重臣の父親と、娘の話。娘は育ててくれた乳母の死ではじめて自分の素姓と実父が目が見えず苦しい暮らしをしていることを知る。父のために身を売ることを決意したが、最後に一目父に会いに父のもとへ。父は、武士としての面子ゆえに娘につらくあたり、追い払ってしまう。船で帰る娘が残した手紙をみてはじめて娘が自分のために身売りしたことを知り、狂ったように「その船をとめてくれ、身を売ってはならぬ」と騒ぐ・・・というところが多くの観客の涙を誘いましたねー。こうやってかいていると「それくらいで泣く?」って思われるかもしれないが、浄瑠璃の何とも言えない節、大夫さんの声。太棹三味線。人形、は結構特別な世界へ連れて行ってくれる。
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2部の(だいきょうし・・)は近松門左衛門の作品。ちょっとしたことから誤解に誤解がかさなりいわゆる冤罪になって、どうしようもなくなる。このプロセスがうまいっておもってしまう。
人形たちのうごきもすばらしく、キセルをふかしたり。猫とじゃれたり。猫の人形もいい動きしていました。文楽は3人で動かすから、ああいう細かい動きができるのかもしれない。

それにしても満席でした。あいかわらずの人気。
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by joi-satoimo | 2010-02-15 00:20 | 観劇
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